大阪発のサロン「LIM」は、2019年現在で国内に14店舗、海外7店舗を持つヘア・ビューティーサロンです。
美容業界に詳しくない僕ですが、サロンの規模とクリエイティブのバランスということに置いて国内ではトップクラスなんじゃないかと思っています。
LIMは、美容業界やアパレル、デザイナーなど感度の高い職種の方が通われているイメージがありますね。働いている方もカリスマ性があり様々な分野で活躍している方が多いと思います。
僕はLIMで髪を切ってもらったことはないですが、4-5年程前にカメラマンとして参加した撮影で、現在東京でスタイリストとして活動しているワタローさんがスタイリストとして来ていたことをきっかけにLIMの存在を知りました。
ということで今回はLIMが展開するヘアケアブランド「LISARCH」のスタイリングアイテムをご紹介します。
LISARCHってどんなブランド?
そこは「美しさ」をめぐる秘密の研究所
東京のはずれ。
http://www.lisarch.com
雨上がりの坂をのぼって、夕焼けに染まる橋を渡り、
一番星のほうへまっすぐ歩いたその場所に、
私たちのラボ「LISARCH」はあります。
花びらを溶かして遊んだ三角フラスコ。
いくらでも炎を眺めていられたアルコールランプ。
色の変化がおもしろくて無駄遣いしたリトマス試験紙。
いつか、理科の授業でわくわくしながら触った
実験用具がずらりと並ぶこの場所で、
私たちは日夜「美しさ」をめぐる研究に勤しんでいます。
美しい髪、美しい肌、美しい存在感。
ひとの美しさにはきっと秘密の方程式があるはず。
それらを解き明かすための、"リサーチ”です。
というコンセプトがあり、LISAという女性の研究者が実験・研究の中で作っていく製品。このようなストーリーを設定しています。
天然由来成分をたっぷりと使用したオーガニックアイテム
「LISARCH」のアイテムには天然由来成分が多く使用されていて、今回ご紹介する中でもヘアバターとヘアソルベは全成分が天然由来となっています。
スタイリングアイテムの他にシャンプーやトリートメントなどもあり、天然由来成分にこだわり髪を優しく補修するものになっています。
買ったのはヘアオイルと2種類のヘアバーム
僕が購入したのはヘアオイルとヘアバター・ヘアソルベの3つです。スタイリングの時に使用するものを選びました。
スタイリングアイテムは他にも「ヘアクリーム」もありましたが持続性が高いものではなくポイントの直しとして使うものだと店員さんに教えてもらったので購入していません。
付けていない時の髪質まで良くなるヘアオイル
セット時にヘアオイルを使うときは髪を濡らしてから使用するか、ハーフドライくらいで使っています。あまりベトベトすることなくサラッとした仕上がりになります。
このヘアオイルはアウトバスオイルとして使うことも出来るので、風呂上がりの濡れた髪に馴染ませ、ドライヤーで髪を乾かしています。というのもドライヤーの熱から受けるダメージを防ぐ成分や補修成分かたっぷり入っているからです。
柑橘系のさっぱりとした香りでリラックスして眠りにつくことができます。
翌朝、セットする時間が無いなという日は軽く髪を濡らしてクシをを通すだけでツヤのあるサラサラヘアーになります。しかも夜まで持続するのがすごくいいですね。
ただ、あくまでナチュラルな仕上がりなのでセットとして使うならこのあと紹介する「ヘアバター」と「ヘアソルベ」がおすすめです。
持ち運ぶ時には、こちらのキャップをつけて置いて中身がこぼれないようにすることができます。
自宅で使う時は付属のスポイトを瓶に付けておけるので必要な量をスムーズに出すことが出来るのでとても便利です。
メンズのヘアセットの時の使用感をレビューしていきます。
ということで、現状の僕の髪質や長さなどを簡単に説明します。
髪質は、柔らかめ・多め・真っ直ぐとなります。
髪の長さはショートになると思いますが、カット仕立てだと前髪が眉にかかるかどうかでカット前になってくると目にかかってくるくらいの長さになります。
サイドはツーブロックで軽く被せてあり、バックは刈り上げています。
という髪型ですので今回のレビューはその部分を踏まえて見ていただければと思います。
女性の方であればベリーショートやショートの方であれば少しは参考になるかもしれません。
シャープな束感を出したい時にはヘアバターがおすすめ
髪を切りたての時や、ボリュームが落ち着いている時などにヘアバターは使いやすいです。
やや硬めのテクスチャーで使う量によってナチュラルにもしっかりとセットした感じにも出来るところが良いですね。
ツヤ感は程よく自然な雰囲気を出したいならヘアバターのみでセットして問題ないです。
ツヤ感を求めたスタイリングをする場合はヘアオイルを付けた後にヘアバターでセットする方がいいかもしれません。
ヘアバターのみでセットするときは、しっかりと髪を濡らしてからヘアバターを根本からしっかりと付けていきます。後ろと前髪、表面に付けて軽く手ぐしでシャッシャとしたら出来上がりです。
髪はあらかじめ濡らしておくと、ヘアバターを付けたときに髪が乾くので丁度いい濡れ髪でセットが仕上がります。あと、時間が経ってからもシャープな束感が残りやすくなります。
ヘアバターを使う目的としてはシャープな束感が欲しいのと、トップに少し空気を含んだような自然な立ち上がりが欲しくて使っています。
ヘアソルベは軽くてサラッとした仕上がりに
ヘアバターよりもツヤ感がありサラサラとした質感に仕上がるので女性の方にはこっちの方がおすすめかもしれません。
僕も髪が伸びてきてボリュームも多くなってくるとヘアバターでは引っかかる感じが出るので、そうなってきたらヘアソルベを使うようにしています。
髪全体の重みも出てくるのでトップの自然な立ち上がりが必要なく、ボリューム感を軽く見せるヘアソルベの方が使用頻度は高くなります。
ロングヘアの女性の方は綺麗なツヤ髪が出来そうな気がするので使って見てはいかがでしょうか。
ヘアソルベの特徴を説明する際に必ず出てくるキーワードが「手にした瞬間にシャーベットのように溶ける」というものです。使って見るとこの表現が良くわかりますね。
氷が混ざっているのかな?と思うようなテクスチャーで手にとるとすぐに溶けるところが特徴的なアイテムですね。
ヘアソルベは髪を濡らしてから付けるとヘアソルベの特徴である"サラサラな質感"が出てナチュラルなスタイリング、髪が乾いているときに付けるとツヤ感の強いスタイリングになります。
乾いたときに使う場合はクシを使って整えるとモードな雰囲気を作ることが出来ます。
季節に応じてセット方法を使い分けるといいかもしれません。夏場など質感を軽くしたい場合は濡らしてからのセット、冬場などで重めの質感にしたい場合は濡らさずにセットがおすすめです。
LISARCHのデザインを手がけたのは、東京のデザイン事務所「れもんらいふ」
"かわいい"を作るのが得意な東京のデザイン事務所「れもんらいふ」がLISARCHのデザインを手がけているみたいですね。
イラストや手書きで描かれた文字などにらしさが溢れています。
ハンズやロフトに売られているドラッグストアなどに売られているものよりおしゃれに見えるスタイリング剤の数々。
量販店で見かける商品と比べたときにLISARCHのデザインにはいい意味で軽さや抜け感を感じました。
僕がこのような抜け感や軽さを感じたスタイリング剤は、LISARCH以外ではROPIのスタイリング剤ですね。これは東京の美容室「nanuk」がヘアケアブランドの「bojico」とコラボして作ったスタイリング剤になります。
大手の化粧品会社などでは、このような軽く抜け感のあるデザインは作れないのかなと思うので、美容室が手がけるスタイリング剤などのデザインはハンズやロフトに置いている商品に比べて1つ違う雰囲気が楽しめますね。
LISARCHはどこで買える?
LISARCH(リサーチ)はLIMの各店舗とユナイテッドアローズ、H.P.FRANCEなどで購入することが出来ます。ユナイテッドアローズは販売店舗が限られているので店舗に足を運んでみないとあるかは分かりません。
ちなみに僕はH.P.FRANCEで購入しました。(オンラインストアでは取り扱いが無いみたいです)
オンラインで購入するなら URBAN RESEARCH がおすすめです。ラインナップも満遍なくあるので、洋服などの商品と一緒に購入すると送料も無料にできるので良いですね。
LISARCHのオンラインストアなら全ラインナップをみることができます。
まとめ
今回は、感度の高い人が通う美容室「LIM」が手がけるヘアケアブランド「LISARCH」のスタイリング剤を紹介しました。
高い品質はさることながら洗練された抜け感で作られるパッケージは人とは被るのが嫌だというこだわり派の方におすすめです。
美容室が作っているということもあり、スタイリングのしやすさや仕上がりの質感も満足いくものになっていると思いました。
また今度、シャンプーやトリートメントの紹介もできればと思っているので待っていてください。