四月の初め、前から一度は泊まってみたいと思っていた「BOOK AND BED TOKYO 浅草店」に泊まりました。当日の夕方6時を回ってから予約を入れたのですがベッドに空きがありました。しかも朝食付きで5500円ほどという低価格、、、正直もっと高いのだと思っていました。
BOOK AND BED TOKYO とは?
もう言わなくてもご存知の方も多いと思いますが、念のために。
"泊まれる本屋"というコンセプトのホテルになります。本棚の中にベッドが埋め込まれており本を読みながら寝てしまう"最高の寝落ち体験 "を提供しているホテルになります。僕も例に漏れずに寝落ちしました。本を読んではいませんでしたが布団もろくに被らず、カーテンすらも閉めずに気づいたら寝ていました。
「ブックアンドベッド浅草」をぐるっと見てみましょう。
それでは浅草店の特徴をまとめていきますね。
エレベーターで6Fに上がりすぐの受付に柔らかい雰囲気のお姉さんがいてキーカードのことや支払い方法など諸々のことを丁寧に教えてくれました。その時、疑問に感じたことが1つありました。「なんかゆるーい雰囲気だな」と。
以前、心斎橋店でカフェを利用した時のスタッフさんは全身黒でモード・ストリートっぽい感じが出ていました。一方、浅草店のスタッフさんは肩の抜けた感じと言いますか、服も全身黒では無かったのです。スタッフのお姉さん曰く、「浅草店と福岡店はゆったりとしている」とのことです。納得です。
牢屋のような受付
浅草店の受付ですが、まるで牢獄?のような金網で仕切られたインダストリアルな雰囲気が漂っています。
ベッドは本棚の中に埋まっています。
左側は本棚の間にベッドスペースが設けられています。そして、右側は帆布のカーテンで仕切られています。
お部屋のタイプは「COMPACT」「STANDARD」「DOUBLE」の三種類でそれぞれシングル・セミダブル・キングのベッドサイズとなっています。「DOUBLE」では2名での宿泊も可能です。
本棚には、写真のような文庫本を始め雑誌やアートブックなどの本がおいてあります。
ここの本は「SHIBUYA PUBLISHING &BOOKSELLERS(SPBS)」という東京で本の出版とWEBメディアや本屋・雑貨屋などの運営をされている会社が選ばれているようです。本が好きな方もきっと満足できるような本がたくさんあるんじゃないでしょうか。
はしごは少々登りづらさを感じるのですが、登る途中とベッドスペースの入り口付近に手すりが付いているので登れなくはないです。
ベッドスペースはこんな感じ
ベッドスペースは木目のナチュラルで暖かな印象です。居心地はすごく良かったです。広いというわけではありませんが必要十分なスペースは確保されています。あと、枕の上部には棚がついており貴重品を入れるための金庫のようなものがあるので貴重品はその中に入れることができます。
リラックスできる共用部
浅草店には中央に長いカウンターがあります。そのカウンターを挟んで入り口の方から見て右側にソファがあり、左側にハイスツールがあります。どちらも触り心地の良いファブリックで作られているのでゆっくりと過ごすことができますね。
翌日の朝にカウンターの奥の方まで行ってみるとジンジャーエールの瓶に花が生けてありました。
生け方が自由ですよね。ユーモアなのに美しさも感じられました。
そして、窓際のソファです。日の光が当たってすごく気持ち良さそうでした。座面もフカフカだしクッションもいっぱいあります。行かれた際は窓際のソファで読書をしてみてはいかがでしょうか。きっと気持ちいいですよ!窓は通りに面しているので外の景色もバッチリみることができます。
右側にもソファは続いているので少し隠れ家気分?を味わえるかも知れません。
カフェ・バーも併設されてます。
24時間利用できるカフェバーがあります。コーヒーやソフトドリンク、バータイムになるとアルコールの提供もあります。(バータイムはコーヒーの提供はありません。)浅草店の店舗コンセプトに、「泊まれるBAR」というのがあるみたいです。
朝食はピザトーストを食べました。真っ黒ですが、味はちゃんとピザトーストですw
シャワールームは女性の方も満足の清潔感。
シャワールームはコンクリートと木の素材の空間構成でかなりおしゃれです。業務的なカッコイイ雰囲気がありつつも文句なしの清潔感があります。
それもそのはず、「BOOK AND BED TOKYO 浅草店」の内装を手がけているのは、谷尻誠率いる「SUPPOSE DESIGN OFFICE」が内装を手がけているようです。建築好きな人も訪れる価値ありですね。
トイレのサインが、手仕事を感じられるアナログなデザインになっていました。めちゃくちゃ可愛くて尚且つカッコイイです。
トイレ内の写真取り忘れたんですけど、フツーに綺麗でおしゃれです。ただ、少し暗めです。
洗面スペースは壁一面の大きな鏡で見やすく、ゴミ箱とドライヤーが洗面台ごとに備え付けられているので利用しやすいかと思います。
写真の場所とは別にもう一ヶ所、洗面スペースがあるので混み合う時間でも待つ心配はなさそうです。
※1つ注意点があって、ドライヤーは24:00-7:00までの時間帯は使用禁止となっています。
シャワールームは手前に脱衣所があり奥にシャワーがある作りになっています。脱衣所には珪藻土バスマットがありました。あとは、着替えを入れれる箱とタオル掛けもありました。
ベージュのパジャマは浅草店の限定カラー
ブックアンドベッドトーキョーのパジャマがめちゃくちゃ可愛いんですよ。ルックの写真もすごく良い感じに撮っててすごく気になってました。いつの間にかベージュも出ていたんですね。(浅草店がベージュカラーのようです。)
個人的にベージュが好きな色なので嬉しいです、、、
ブックアンドベッドのパジャマはお揃いで着るのがおすすめ!
ベージュのパジャマをお揃いで着ているカップルがいたので声をかけて撮影させていただきました。快くOKをくださった、お似合いなナイスカップルです。パジャマもすごく可愛くて似合ってました!
カップルや友達同士でパジャマをお揃いにして泊まると、より一層思い出に残る素敵な一泊になると思います。
気さくで優しいスタッフさん
浅草店のスタッフさんは皆さん柔らかい物腰の方達ばかりでした。色々教えて頂いたり、ほんとはできないけど衣服を洗濯できるか検討してくれたりと優しさをすごく感じました。
※浅草店では、ランドリーは使用できません。
先ほどのカップルの撮影が終わった後に声をかけてもらい、おしゃべりした"さきさん "です。@ksgsk_22 ←インスタのアカウントです。
さすがブックアンドベッドのスタッフさんです!インスタのセンスがとんでもないことになってます!!
さいごに
滅多にない宿泊の機会でしたが、「BOOK AND BED TOKYO 浅草店」に泊まってよかったなと思っています。観光地ですがホテル内は落ち着いた雰囲気があってゆったりとした時間を過ごすことができます。
浅草という場所がもう立派な観光地ですが、浅草から電車でアクセスの良い観光スポットが多くあり、スカイツリーやすみだ水族館、上野美術館などは電車ですぐに行くことができます。
あとは歩いてもいける範囲に「Hender Scheme(エンダースキーマ)」があるのも嬉しいですね。
上記のような観光をされる方は「BOOK AND BED TOKYO 浅草店」はおすすめですのでぜひ利用してみてください。