休みの日にレコードを聞くことがあります。必ず聞く。ということはなくレコードの気分と感じる日は朝からレコードをかけます。
頻繁に聞かないからこそ、レコードを袋から取り出しプレーヤーにセットする時に盤に付いた埃や汚れが気になるのです。
ということでレコードクリーナーを買いました。
日本のオーディオブランドの中でも知名度の高い「オーディオテクニカ」。とりわけ、ヘッドフォン・イヤホンやアナログカートリッジ・アクセサリーの世界的シェアが高く人気のブランドです。
私も安心感と色々な製品を同ブランドで統一できるという観点からも好んでいるブランドの1つ。
オーディオテクニカのヘッドフォン「ATH RX-70」というヘッドフォンも所有しています。
それでは今回は、オーディオテクニカのレコードクリーナーの紹介をしていきます。
レコードクリーナーとは?
簡単にレコードクリーナーについて説明します。名前の通りですが、レコードを綺麗にするアイテムがレコードクリーナー。
日常的なレコードのクリーニングに最適でレコードを聞くなら1つは持っておきたい必須アイテムです。
レコードクリーナーには大きく分けると「乾式」、「湿式」、「乾式・湿式」対応の3種類となります。
オーディオテクニカのクリーナーラインナップ
オーディオテクニカでは「乾式専用」が1つ、「乾式・湿式」対応が2種類あります。以下オーディオテクニカから販売されているクリーナーの特徴をまとめてみました。
どれも形状やサイズは統一感があり、ワイドなクリーニング面が非常に使いやすく感じます。
それぞれに出来ること・出来ないことがあり、既にお持ち・もしくは、別途購入予定のクリーニングアイテムとの組み合わせによってはどの商品もおすすめとなります。
オールマイティーに1つで済ませたい方には「AT-6018a」
ダークブラウンのボディに、持ち手のシルバーがシックで高級感があり個人的には一番好きな見た目。
アンプやプレーヤーなどはシルバー、ブラック、ブラウン(木製)のものが多くどんなシステムにも馴染む製品デザインかと思います。
機能面は、まず"乾式"・"湿式"に対応という部分で日常的なお手入れから、しっかりと汚れや埃を取りたい時にも使えるためとても便利です。
導電性フェルトという静電気除去が出来るのでその点もおすすめ。
ただ、本格的な除電効果はないと思うのでしっかり静電気を取り除きたい方は、除電ブラシ等の購入もおすすめです。
除電ブラシを持っている人には「AT-6012a」
AT-6018aから導電性フェルトを除いたアイテム。"乾式"・"湿式"対応でかつクリーナー付きでも価格は、乾式専用(クリーナー無し)の「AT-6012xa」とあまり変わらず、コストパフォーマンスが高いです。
使い勝手や高級感などは上位モデルの「AT-6018a」には劣ってしまう部分もありますがとりあえずクリーナーを用意したいという方にはおすすめです。
日常のお手入れから本格的なお手入れまで長く愛用できるアイテムです。
このアイテムも追加で除電ブラシがあるとおすすめです。
本格的なクリーニングアイテムや水洗いをする人の日常用クリーナーには「AT-6012xa」
本格的なお手入れは、クリーニング用のスプレーや水洗い(古くからおすすめのクリーニング方法)をしているという方におすすめなのが「AT-6012xa」。
レコードを聞く前にサクッとクリーナーをかけたい時に使用できます。除電ブラシをかけてから「AT-6012xa」をかけるとしっかりと埃と静電気を除去できます。
私も価格が3商品の中で最も安く、見た目も黒色でシンプルなことから最初に購入したのは「AT-6012xa」です。
ただ、湿式クリーナーでないと取れない汚れや埃などもあり上位モデルの「AT-6018a」を追加で購入しました。
個人的におすすめな「AT-6018a」をレビュー
オーディオテクニカのレコードクリーナーをそれぞれ紹介致しましたが、3つの中からどれが一番おすすめかと言われると個人的には「AT-6018a」を推薦します。
他の専用アイテムとの併用でどの商品も使い所はあるのですが、色んなアイテムを購入すると総額が高くなってしまいますし、置き場所や使い分けも面倒に感じられる場合もあるので、1つで乾式・湿式、除電効果が揃う「AT-6018a」があるとよほど凝らない限りは不足はありません。
クリーナー液付きなので直ぐに使い始められる。
クリーナー本体とクリーナー液がシンプルに梱包されています。
ベルベットの種類は分かりやすく印字されています。
左側が乾式「DRY」、右側が湿式「WET」となっています。
クリーナーを使用する際は乾式で使いたい場合は左側のベルベット面をレコードにあたるようにかけます。湿式で使用したい場合は右側のベルベット面をレコードに当てて使用します。
オーディオテクニカ公式の使用イメージを見ていただくとサイズ感や持ち方もイメージしていただきやすいかと思います。
クリーナー液の充填が分かるカラーインジケーター付き
左側はクリーナー液が入っていない状態。色が薄く水色のように見えている。
クリーナー液がしっかりと充填されるとインジケーターが深い緑に変わるので分かりやすい。
一度、クリーナー液を入れると約2週間程度湿った状態が維持されるとどこかで見たことがあるのですが、気温や湿度によっても変わるのでインジケーターで充填のタイミングが分かるのは便利ですね。
クリーナー液を入れる蓋の取り外しは少しコツが入ります。
まずは付属の取り扱い説明の画像を見ていただきましょう。
クリーナーの使い方や仕様について、ベルベット面の構造などが記載されています。
クリーナーキャップ(蓋)を外す際は、キャップ側面の凹凸部分を内側に押し込みながら上側に引き上げると開きます。
まとめ
オーディオテクニカの「AT-6018a」は、1つあるとレコードクリーナーとして不足はなく質感や使いやすさも良好なおすすめのアイテムとなります。
レコードクリーナーをお探しの方はぜひお試しください。