夏が近づきサンダルが欲しくなるこの季節。
ビルケンシュトックとビームスから別注のアリゾナが発売されました。そして今回の別注は個人的には外せない一足だと思っています。
普段は、基本的に定番アイテムしか欲しいなと思うものはないのですが。（良いなと思うものは無数にあります。結局長く使えて飽きのこないものを選びがち）
稀に自分が求めるベーシックで長く使えそうなアイテムの条件を満たしたものを見ると所有欲がググッと上がります。
しかも別注やら限定やらとなると購入できる期間にも限りがあるので欲しい気持ちが倍増してしまいます。
日本人は限定という言葉に弱いとよく言いますが、本当そうだなあと思います。
BIRKENSTOCK × BEAMS の ARIZONA 2020 レビュー
レビューの前に少しだけ。
記事の後半に「ビルケンシュトック」のこと「アリゾナ」のことについてまとめています。
僕はモノを選ぶ基準としてブランドのこと、商品やモデルのことを知ることはとても重要なことだと思っています。
デザイン、流行などに加えて重要なモノを選ぶ基準の１つです。
今回の別注モデルの特徴をまずはまとめてみます。
・アッパーとフッドヘッドに同系色の上質なスウェードレザーを使用。
・カラー展開は、トープと限定色のグレーがラインナップ。
・足幅タイプはよりスッキリとした印象のナロータイプ。
今回の別注モデルは、今までのスウェードモデルにはないワントーンで構成されており、アッパーとフッドヘッドに同系色のスウェードを採用しています。
ビルケンシュトックでワントーンカラーのモデルといえば、比較的安価なジャンルのEVA製やビルコフロー（合皮）
のものが一般的です。
ここからはディティールにフォーカスしてみていきますね。
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バックルカラーは別注仕様
色ですが、トープのバックルは通常モデルではカッパー色（銅色）が使われていますが、別注モデルではよりトープとの馴染みが良いイエローゴールドになっています。
小さい部分ではありますが、意外と大事なことです。実際に僕はトープのバックルにカッパーはちょっとなーと思っていましたので嬉しい変更になっています。
グレーモデルには、ブラックが使われておりこちらも色馴染みが良くまとまって見えますね。
ロゴのアップとスウェードの質感
トープのスウェードはアッパーが色味の付いたベージュカラーでフッドヘッドはクリーム系の優しい色味ですね。
アッパー、フッドヘッド、ソールまでの流れるような色使い、本当に素敵です。このバランスに惚れて別注モデルを購入したようなものです。
限定色のグレーですが、グレーというのは色味の幅が最も多くなると言っても過言じゃないです。
言葉で表現するとするなら、やや青みがかったダークグレーとなるでしょうか。
フッドヘッドはトーンが明るくなる分、より色の認識がしやすいかと思います。
ただ、写真では少しサイドなどをあげているので実際はもう少しナチュラルなグレーをイメージしてもらえると良いです。
ロゴはしっかりとプレスが効いており存在感がありますね。スウェードの質感により一層の深みを与えてくれます。
定番のEVAソール
ソールはサンダルで広く使われている定番のEVAソールです。
色味はそれぞれトープは、ややピンクががったスモーキーベージュで、フッドヘッドのカラーと近い色味です。
グレーの方はバックルと同じくブラック。
クッション性、耐久性が高く評判の良いEVAソール。アウトドアにも難なく使えますね。
知らなかったですけど、ソールには「Birk」で印字がしてあるんですね。ちょっとおしゃれだなって思いました。
履き心地やサイズ感は？
履いてみるとこんな感じです。
履き心地ですが、優秀なフッドヘッドの恩恵なのか足の向き？が矯正されているような感覚になりました。笑
単に履き慣れていないだけかもしれませんが他の靴と比べるとより真っ直ぐに足を入れている感覚です。
最初は違和感もありますが、慣れれば気になりません。むしろ良いことなんだと思い込んでいます。
サイズは、４２を履いていていわゆる27cmのサイズです。僕の靴のサイズではベースとなるサイズなので、アリゾナは大きくもなく小さくもなく。
皆さんもサイズに関してはそこまで気にすることなく普段履いているサイズで大丈夫だと思います。
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ビルケンシュトックやアリゾナについて
僕にとってはとても重要なモノを選ぶ基準なので。
2020年の春、ビームスが別注したのはサンダルといえばの世界的なブランド「BIRKENSTOCK」です。
そして、別注モデルはビルケンシュトックの数あるモデルの中でも定番モデル「アリゾナ」です。
BIRKENSTOCKについて
まず、今回の別注ブランド「BIRKENSTOCK」のことについて少し。
1774年にドイツで生まれたシューズブランド。
サンダルの世界的なブランドですが、想像を遥かに超えた歴史あるブランドです。ブランドができてから250年近く経った老舗ブランドです。
ビルケンシュトックは創業当初から同ブランドを代表するフッドヘッドの製作を行ってきました。
そして、ビルケンシュトックがここまでここまで多くの人に愛されるようになったのは1900年代に入ってから、創業者の息子、整形外科医だった長男が参画し始めてからです。
当時、戦時中だったドイツで、負傷兵のために医学的な見地から医療用靴の製造を開始し医学界からも認められたことで普及のために援助を受けヨーロッパ全土で発売されるようになりました。
ビルケンシュトックの代名詞、コルクとゴムのフットヘッドが大きな進化を遂げたのがこの時代です。
ドクターマーチンも元々はドイツ人の医者が戦時中に医療用靴を作ったことが始まりとされています。
ドイツのプロダクトは医療だけではないですが、人々の生活を良くしようという思いから生まれたプロダクトが多いように感じます。
医療をもとにした徹底的に実用的なデザイン。なるべくして生まれたデザイン。そういったプロダクトは長く愛されるし、人々にとって必要なものだったから多くの人に普及したとも言えるんじゃないでしょうか。
アリゾナについて
ビルケンシュトックの定番モデル「アリゾナ」。1973年に登場以降その人気は圧倒的なものでサンダルというとこの形を思い浮かべる方も多いはず。
ちなみにアリゾナは世界で最も売れたサンダルとも言われています。
それはすなわち、モデル（形状）として間違いのない製品だということです。無駄がなく美しい実用的なデザインは多くの人に普及するものです。
アリゾナのラインナップでよく目にする素材は、EVAやビルコフロー（合皮）のモデルが一般的な印象があります。
アリゾナの2つのバックルで留めるデザインはタウンユースにもアウトドアにも使えるところが人気を獲得していることに繋がっていると思います。
まとめ
BIRKENSTOCK × BEAMS の別注アリゾナを紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
定番で普遍的なデザインが多くの人に愛されるアリゾナをワントーンのオールスウェードで見事に昇華したプレミアムな一足。
はっきりに申し上げてかなりおすすめです。限定モデルということで数に限りがありますが、気になる方はとりあえず手に入れられる方がいいかなと思います。
別注アリゾナはビームスのオンラインから購入できます。
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