マグナムとレンズカルチャーが主催する国際写真コンペに応募しました。

ノン・アバンス, Magnum, マグナム 写真・カメラ

今回の記事は、タイトルにある通り国際写真コンペに応募したことをお伝えしたくて書きました。「MAGNUM PHOTO」(マグナム)という世界的に有名な写真家集団があるのですが、そのマグナムと写真家のネットワークの構築やオンラインマガジンなどを発行している「レンズカルチャー」という団体が主催している国際写真コンペ「Magnum Photography Awards」←これが正式名称かは不明。に応募しました。日本の方は主に「レンズカルチャー」と呼ばれているみたいです。

レンズカルチャーからコンペの案内メールが届きました。

レンズカルチャーから届いたメールのスクリーンショットです

インスタグラムを商業アカウントに設定してメールをリンクさせていたら、上のような感じで写真素材サイトやらよく分からない怪しい外国人から「あなたを応援します。」みたいなメールが届くことがあります。

今回レンズカルチャーから届いたメールもそのようなメールかと思い、最初は気にしていなかったのですが2日くらい経ってからいつもとどこか違う気がするなと思い少し調べてみました。

そしたら冒頭で述べたようにマグナム主催の写真コンペの案内ということが分かりました。大きく分ければ今回送られてきたメールも普段よく送られてくるメールと変わらないとは思いますが、どこから送られてきたのかってところで重要度がすごく上がりました。

僕に送られてきたメールは、インスタグラムに写真をアップしている多くのアカウントに送られているものだと思いますが、このコンペのことを知るきっかけになったのでラッキーだなと思っています。

レンズカルチャーから案内されたコンペの内容はポートレイト

このコンペは主に若手写真家に向けられたものとなっておりいくつかのジャンルに分かれています。「ドキュメンタリー」「ストリート」「フォトジャーナリズム」「ポートレイト」「芸術」の5つのようです。

送られてきたメールには僕のアカウントの中から一枚がピックアップされていました。スクショに貼ってある写真です。この写真はライブで撮影したものでジャンルは「ストリート」になるのかなと個人的には思いますが案内されたのは「ポートレイト」でした。多分どのジャンルで応募しても良いと思うのですが「ポートレイト」のジャンルで応募することにしました。

提出した写真はこちら

アイキャッチ画像の写真をレンズカルチャーの「ポートレイト」部門に提出しました。この写真はカメラを始めてすぐの頃に撮影した初ポートレイトでとても記憶に残る一枚です。どのような経緯でどんな感情を持って撮影したかはお伝えすることはできませんが、今まで撮影してきた写真の中でもお気に入りの一枚であるということは間違いないです。

レンズカルチャーのコンペ内容

ここで今回のコンペの内容を分かる範囲でまとめてみたいと思います。ただ、今回の応募は締め切っているようなので次回以降のご参考程度にして頂ければと思います。

※間違っている可能性もあるのであくまで参考程度でお願いします。尚、一部「ポートレイト」部門のみの情報もあるかもしれません。

・プロ・アマ問わず18才以上であれば応募可能
・国籍問わず応募可能
・5つのジャンル。「ドキュメンタリー」「ストリート」「フォトジャーナリズム」「ポートレイト」「芸術」が用意されています。
・応募はプリントではなく、デジタルでの提出
・単一作品、1枚の応募は無料
・単一作品、2枚目以降は、1枚毎に1ドルかかります
・シリーズ作品は10枚以上で1組で1枚あたり1ドルかかります←だったはずです。
・単一作品5枚以上、シリーズ作品は1作品から無料作品レビューを受けることができる。キュレーターや編集者、フォトグラフファーなどが審査員をしており専門家からの評価を受けられるみたいです。
・他のコンテストの出品作品でも提出可能
・過去のレンズカルチャーの出品作品も提出可能
・過去にレンズカルチャーでの受賞作品は提出不可能
・支払い方法は、PayPal・Visa・MasterCard・American Express

以上の内容で最低限、応募に関してはまとめられたかと思います。以前海外の写真コンペに応募しようとしたときは英語のみで分からず断念しましたが、「レンズカルチャー」は日本語での案内があるので比較的簡単に応募することができました。加えてデジタルでの応募なのでプリントすることもなくネット上で応募が完了するのでハードルがぐっと下がります。

デジタル応募の公平性

写真コンペなどでは、プリント応募がよくありプリントの質で差別化やプリント込みでの作品表現が強みです。今回のデジタル応募では、撮影・現像・編集までということで個々のプリント作業での差別化は図れないものの公平性は保たれていると思います。レンズカルチャーのホームページでも審査に対する公平性をアピールする内容が多くあったので審査基準は分かりませんが、現在の社会状況や写真としての強さ、メッセージ性などを重視して選ばれるということだと解釈しました。

またレンズカルチャーのホームページ上では常にピックアップされた写真家や作品が表示されますが、それらと実際の受賞作品には関係性はないとアピールしており審査終了まで受賞作品は分からないようです。

世界各地で捉えられた最も美しく力強いフォトジャーナリズム作品を世に」をコンセプトにし世界各地から応募者を募るワールドワイドな国際コンペである「レンズカルチャー」は世界で最も重要な写真を選ぶコンペといっても過言はないでしょう。

さいごに

今回僕が提出した写真が受賞することはほぼ100%ないと思います。ホームページ上でフューチャーされることもほぼありえないでしょう。万が一フューチャーでもされたらビックリしますし、めちゃくちゃ凄いことじゃないかと思います。僕は写真に関しての専門教養もなく技術はもちろんセンスなんて呼べるものもない素人なので気楽に他人事くらいの気持ちで動向をチェックしていこうと思います。

インスタグラムのアカウント載せておきます。@yutakakimi.7112